当院で利用可能な
医療保険によるリハビリテーション

  • 運動器リハビリテーション
  • 脳血管疾患等リハビリテーション
  • 廃用症候群リハビリテーション
  • 地域包括ケア病床においてのリハビリテーション

入院リハビリテーションでは、入院生活に伴いADL(日常生活動作)が低下し、自宅復帰に不安をもたれる場合がありますが、安心して自宅に戻れるよう、患者様やご家族様の希望に沿ったリハビリテーションを提供していきます。
地域包括ケア病床では、手術後や7対1入院基本料算定病院からの転院患者様やお住まいの地域からの入院患者様等へ在宅復帰のための集中的なリハビリテーションを行います。
外来リハビリテーションでは、退院した方のフォローアップを行います。通院が難しい場合は、無料の送迎サービスも利用可能です。また、物理療法と併用することもあります。

当院で利用可能な
介護保険によるリハビリテーション

  • 通所リハビリテーション
  • 短時間通所リハビリテーション
  • 訪問リハビリテーション

通所リハビリテーションでは、スタッフによる送迎で個々に合わせたリハビリテーションを提供します。 地域包括ケア病床も含めた病棟とも連携して、退院後もリハビリテーションを継続し、日常生活支援を行います。
また、短時間通所リハビリテーションにも対応しており、「(入浴や食事などはせず)短時間のリハビリテーションだけやりたい」といった個別の要望にもお応えいたします。特に自主トレーニングも可能な比較的介護度の低い方におすすめです。

訪問リハビリテーションでは、比較的介護度が高く、通院が困難(あるいは大変)な方や、自宅の環境に合わせた動作練習が必要な方におすすめしています。また、他の通所サービスへの移行期等に併用されるパターンも増えており、退院後も引き続いてリハビリテーションを提供することが可能です。

物理療法について

物理療法とは、物理的なエネルギー(熱・水・光・電気など)を用いて、痛みの軽減や血液循環の改善・リラクゼーションなど生体に好影響を与える治療法を言います。
当院のリハビリ室には多種多様な物理療法機器が設備されており、患者様の症状に適した様々な物理療法が可能です。
当院では、以下の物理療法機器を設置しております。 各リハビリテーションと併用したリハビリテーションも可能です。

ホットパック

シリカゲルを厚い木綿の布で覆ったパックを70~75℃に設定された加温装置内で過熱し、それをタオルなどで覆い患部に接触させます。その結果、血液循環の改善、筋の過緊張状態の緩和、痛みの緩和などの効果があります。また、軟部組織の柔軟性を改善して関節のこわばりを取る効果もあります。

パラフィン浴

パラフィンの伝道加熱を用いて行う温熱療法です。温めたパラフィンに患部を入れることによりパラフィン膜で皮膚を覆います。これにより蒸発できない汗が皮膚とパラフィンの間に溜まり、結果として湿熱同様の効果が得られます。手指や手首といった末梢部を満遍なく温める際に適しています。

マイクロ波

電磁エネルギーによって組織の温度を上ることで、血液循環の改善、筋の過緊張状態の緩和、痛みの緩和などの効果があります。特に体の深部を温めるのに効果的です。

干渉波

軽い電気刺激により筋のリズミカルな収縮を促すことで、血液循環の改善・疼痛の緩和が期待できます。

牽引機(腰椎用・頚椎用)

牽引することで患部組織のストレッチや背中の骨と骨の間にわずかな隙間を作るなどの効果があり、これにより血液循環の改善、筋の過緊張状態の緩和、痛みの緩和などが期待できます。

※担当医師が医学的に必要と判断した場合にのみ治療適用となります。
様々な症状でお悩みの方は一度医師にご相談ください。